オイルの漏れ具合

 F6Aで一番気になるものの1つがオイルの漏れ。特にカムカバーとシリンダーヘッドの境目から漏れ出す。このエンジンも、事故前に点検したときには漏れがあったのだが、エンジン搭載状態でのチェックだったのでよくみえなかった。




 実際見たところ、だだ漏れ状態ではないことがわかった。にじんだ程度である。これを機にカムカバーのガスケットを交換しようかと思ったのだが、ブレーキクリーナーをかけてよく洗い、さらにカムカバーを締めている計16本のネジを増し締めすることで良しとした。これで漏れが止まるかもしれない。どうなるか様子を見ることにしよう。規定トルクは10Nm程度だったと思うが、20Nmで締めたところ結構緩んでいるボルトがあった。


 次にミッションからのオイル漏れである。この漏れはミッションオイルがあふれて出てきたものなのか、それともエンジンオイルを交換する際に、新しいオイルをこぼしたあとなのかよくわからない。




 ここもブレーキクリーナーでの洗浄で良しとした。これもどうなるか様子を見ることにしよう。



 オイルポンプにある、オイルレベルゲージが突っ込んである付近にもオイル漏れが見られた。オイルレベルゲージは、ただ挿してある状態なので漏れないのが不思議なくらいだ。オイルレベルゲージを挿すときにコーキング材でシールしてしまうのが最も確実な対策法であるが、これもとりあえずそのままにすることにした。





 なおプラグなどはこの前交換したばかりなので、何もしなかった。