田圃に突っ込んだAZ−1を分解する、その1

 Tipoオーバーヒートミーティングに行く途中、田圃に突っ込んでしまった。修理代を安く上げるため、アウターパネルをはずすのとエンジンを降ろすのは自分でやることにした。エンジンを降ろしたついでに、冷却・ヒーター系のホースやタイミングベルトなども取り替える。今回はアウターパネルをはずし、その下はどうなっているのかを検証する。 ま、ぐしゃぐしゃになった車をみて大笑いしてくだされ。ただし、そういうのが許されるのはカタギのみ(別に教訓を生かす必要が無いため)。もし趣味の車乗りが大笑いだけするのであれば、ただただ残念でならない。この手の車は、教訓の生かせない人=建設的でなく実行力もない人の乗るべき車ではない。そうでないと維持できないからだ。

 作業開始前に、エンジンが動くかどうかチェックしてみた。実は、突っ込んだときエンジンルームから一瞬煙が上がり、その後ルームランプさえ点灯しなくなったのだ。煙はクーラントが漏れ出たものだと思ったのだが、実はリアが潰れたおかげで後付けの電流計の配線がショートし、煙が上がっていたことがわかった。ショートによって電装系が何らかのトラブルを抱えていたら、フレームが直っても、再度エンジンを降ろしてハーネスの類を調べ、不具合箇所を洗い出さねばならない。
 焼き切れた配線を取り外し、バッテリーターミナルのプラスとマイナス間の抵抗値を測ったところ、特にショートしておらず一安心。バッテリーをつないでみたところ、エンジンは一発でかかってくれた。これで安心して修理できる。


リア周り、その1
リア周り、その2
ドア及びフロント
パネルを完全に剥がす