ラジエター&エアコン

 リビルトメーカーの1つである。ラジエターをメインで紹介するが、ここはラジエターのみを直しているのではなく、またラジエターを直している会社は他にいくらでもある。




 再生したラジエターを年代順に並べたもの。一番古い例が1985年となっている。たかだか20年前の話である。これ以前の車はラジエターの修理が出来ないのかと聞いてみたところ、ものがあればどんな古い車のでも直せるとのこと。ラジエターは一安心だ。最近のラジエターはプラスチックが多用されたものもあるのだが、AZ−1は単なるアルミ製。修復も簡単に出来そうだ。




 ラジエターとは違うのだがついでに紹介すると、これはホイール修正機。こんなになっているんだ。曲がったところは油圧で曲げて修正し、割れや傷のあるところは溶接・研磨して直すのだそうだ。







 手動油圧操作である。電動油圧もあるのだが、手動の方が微妙な感覚がわかるからいいとのこと。





 こちらはエアコンのエバポレーター。ラジエターと同じで修復が可能だ。AZ−1の場合、このエバポが弱い。コスト低減のため安物を使っており(とはいえデンソー製)、コアが割れやすいらしい。私のも壊れてエバポからガスが漏れてしまった。AZ−1の場合、エアコンは快適性を上げるものではなく生命維持装置としての意味合いが強いので、ここは注意しておきたい部分だ。




 エアコンのもう1つの機関部品、コンプレッサー。こちらも簡単になおるかと思いきや、インナーパーツがなくなったら修復出来ないとのこと。げげ、それはまずい。