変則ルマン式スタート
変則ルマン式スタートとは、1.ピットウォール沿いに車をならべ、メインスタンド側には人が並ぶ。2.スタンド側から走ってきた人が車をタッチしてから発車する、というやりかたである。
さらに走る人は仮装をするという伝統のならわしがある。なお今回はレギュレーションで強制されなかったが、みんな自主的に仮装した。
さすがにこの伝統の意義は現地の人には通じず、固まっていた。マレーシアまできてなんでこんなことをするの??、という感じだろう。
よーいどん、で車にタッチ、各車一斉にスタート。いよいよこの暑い中、6時間の耐久が始まった。毎度注目はスタート直後の第一コーナー。ここでクラッシュが多発しスタート早々赤旗が揚がることがままあった。
が、その心配をよそに、各車きれいにコーナーを駆け抜けていった。海外まで来て事故した結果、車を放棄して帰らなければならなくなったらしゃれにならないので、みんな自制が効いたのだろうか。