練習走行
ついにセパンを走るときがきた。といっても練習走行。なんといってもまだ誰一人として走ったことがないから必須である。走行時間は50分。完熟とタイム計測を兼ねての走行となる。50分とは結構余裕があると感じられるかもしれないが、実際はそうでもない。
まずピットからコースに入って1周する。このとき当然タイム計測はできない。従って、2周目からタイム計測が可能となる。またピットロードに入るとこれまたタイム計測が出来ないため、もし2回ほどタイム計測をするとなると都合4周しなければならない。1周3分で回ったとして、単純計算で12分かかる。となると、50÷12=4人のドライバーしか走れないのだ。


練習走行に望む、いじりんぐTipo編集部員さん。TWRのドライバーは、一流のドライバーっぽくみんな小柄(重力の変化に耐えやすい)なので、入るのが一苦労。

練習走行では、各車とも特にクラッシュもなく無事終了した。湿気の多いコンテナの中に入っての長旅のためか、エンジンの調子の悪い車も見受けられたが・・・
練習走行終了後、ガソリンの補給である。ここでガソリンを入れておかないと、余分なピットインが必要となる。ガソリンは現地で購入したもの。写真ではわかりにくいのだが、色がレモンジュースのように薄い。

ガソリンはもともと無色だが、間違えないように色が付けてある。日本は結構濃い色をしているが、それに慣れていると薄い色だったら何かでガソリンが希釈されているような錯覚に陥る。逆にマレーシアの人が日本のガソリンをみたら、オイルが混じっていると思うだろう。