117クーペ、その2
ハンドメイドと量産型では、まだまだ細かいところが異なっているのだ。
極めつけはこれかな。ドアの銀色のモール。ハンドメイドにはモールの下の部分にヘアラインが入って若干色が変わっているように見えるが、量産型では入っていない(量産型でも初期型はヘアラインがはいっていたとのこと)。こりゃ光があたったらわかりませんよ。違いが出るよう撮影するのに苦労したくらいだから。なんかよくわからないこだわりである。
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ハンドメイド |
量産型 |
あとインパネが違う。これは比較するまでもなくわかる。ほぼ面一の木目インパネはスポーティーで美しい。ただこのインパネについているメーターって、思いっきり背景が写り込むメーターではなかろうか。当時の車のメーターには、すでに写り込みがないように曲面の透明カバーがつけられていたものが多かったのだが。

エンジンはシングルカム。ハンドメイドは全てDOHCになっているとか、そんなことはなかった。

個人的には外装では量産型の117クーペの方が、内装ではハンドメイドの方が好きなのであった。