コスモAP、その2

 これまた会長が見せてくれたのは、超レア、山口県警にいまだ現役で活躍するコスモAPのオープンカーである。




 後ろ部分を綺麗にとっぱらって、Bピラーの位置には巨大なロールバーが。これはロールバーというより手すりだと思うが、屋根がなくなったぶんの剛性を確保する意味合いもあると思われる。さらにはBピラーのロールバーにはシートベルトまで取り付けてある。さすがは警察の車両。フロントグリルには当然の事ながら警察のマークも取り付けられている。




 内装だが、フロント部分はほぼノーマルのままだ。警察無線も見あたらないし、赤色灯があるわけでもない。リアのシートは背もたれこそあるが、座の部分はどうやら金属の板になっているようだ。パレードするとき後席に立って手を振ると思うが、クッションではさすがに都合が悪いため、改造したのだろう。




 実際にパレードしている様子。これは大昔の勇姿ではなく、つい最近撮影されたものだそうだ。旧車のパレードだったら最高なのだが、パレードで乗っている人にとっては古い車で残念??
 さてこの車、その後どうなるのだろう。警察の車両は用済みになったら廃却されるはずだが、欲しいという人には武装解除の後売ってくれるのだろうか?