とにかく分解する、その2

 矢印で示している部品はDOHCには使えない。具体的にはシリンダーヘッド、カムカバー、ディストリビューター、エキマニである。写真には写っていないがターボチャージャーやインジェクター、インジェクターがついているフュエルデリバリパイプも使えない。ただし、フュエルデリバリパイプについているプレッシャレギュレーターは使える。






 ウオーターラインについているこのセンサーも使える。センサーは他にもあるが、全て使える。




 ベルト側からみた。矢印で示しているウオーターポンプ、テンショナー、オイルポンプは使える。一方、一番上に写っているカムシャフトプーリーや、一番下に写っているクランクシャフトプーリーは使えない。DOHCと比べると歯数は同じなのだが、厚みが違うのだ。




 写真は変わって切れてしまったタイミングベルト。タイミングベルトが切れるとピストンとバルブが当たってしまい、だめになることが往々にしてある。このエンジンの場合どうなっているのだろうか・・・