落札したAZ−1

 これが落札したAZ−1である。左前からみると何ともなっていないように見えるが、運転席側にまわると潰れていた。話しによると電柱にささったらしい。フロント及びリアまわりはなんとか生きているように見えた。


 車の状況だが、エンジンはない。足周りは4輪ともナックルがなかった。ダンパーとキャリパーはついていた。ドアは助手席側しか開かず、ドアダンパーはなかった。電柱に刺さったためシャシーの変形は室内にもおよび、エアコンの操作レバーのユニットもゆがみが生じていた。当然インパネは使える状況ではない。フロントガラス、リアガラス及びルーフのガラスが割れており、雨は入り放題という格好であったが、錆はあまり目立たなかった。エンジンフードは室内に放り込んであった。


 実はこのAZ−1は私が購入したのではない。私は他の人の代理入札をしただけである。出品者も落札者もお互い代理だったというわけだ。なおこのAZ−1についている一部の部品は、別のAZ−1の再生に使われる。またこのAZ−1自体も遠くない将来、復活させる予定となっている。
 ちなみに、既に復活させたAZ−1が1台ある。これは以前ヤフオクにて岐阜から出品されていた事故車のAZ−1。結局30万円近くで落札されたのだが、部品取りになることなく再生された。このAZ−1にはランエボ2の羽根を横に短くしたものがつけられている。