気合いの入れ方が違うぞ!

 いざ競技が始まると、みんな気合いの入れ方と走りっぷりにびっくり。ツナギは着るは、自動車用のメットをかぶるはで、競技に参加する心構えが違う。また、どの車両もコーナーめいいっぱい、パイロンタッチすれすれのラインを通過していく。これを見た瞬間「AZ−1で参加しなくて本当に良かった」と、思ってしまった。「おまえみたいなヘボは来るな!」とボコボコにされそうな雰囲気だ。


 ところがである。エントリーナンバーが増えて行くに従って、気合いの入れ方に変化が見られるようになった。だんだん弱くなってしまったのだ・・・冬服の長袖に軍手、バイク用のメット。どうやらエントリーナンバーが若い人は「この日を待ってた」とばかりに即エントリー、そうでないナンバーの人は「まあ参加してみるか」くらいの気持ちだったため、このようなことになってしまったのだろうか、それとも走行会部門の区分に入るとそんなものなのか。この現実をみて「AZ−1で参加すべきであった」と考え方が変わった。というわけで、みんなも積極的に参加しよう。

 と、そうこうしている間に見覚えのある顔が・・・実は彼、私の後輩の片岡選手なのだ。偶然にも会場で出会ってしまった。JAF公認仕様のRX−7を操る20代後半の好青年だ。


写真左が片岡選手