Miyacoのツインカム用タンデムマスターリペアキットTK-S208は製造中止になった??
今から1年前の2022年年明け、とんでもない情報が入ってきた。ツインカム用のタンデムマスターリペアキットTK- S208がMiyacoのラインナップから消えたのだ。これがないと、ブレーキのオーバーホールが安価にできなくなる。そこで2022年の国際オートアフターマーケットに行って直接確認したところ、どうしても入手不能な部品があってラインナップから落としたとの情報を得た。
ところが、である。無くなったと言われつつ、ヤフオクではいつまで経っても販売され続けており、メーカー在庫が尽きる気配が無いのだ。一方で、モノタロウでは販売終了となったまま。製造中止情報が正しいのか間違っているのかわからなくなった。
そこで改めてMiyacoのHPを見ていると、ラインナップにしれ〜っと復活しているではないか。本当に復活したのか、それとも単なるミスなのか??
ことの真相を改めて確認したところ、復活していた。MiyacoのHPにある製品ラインナップの情報が正である。なぜこんなことになったのか聞いてみると、恐らく以下のような状況ではなかったかとのこと。
1.2022年始めに入手不可の部品が確かに出てきた。
2.そこで一旦ラインナップから落とした。
3.が、部品が入手できるようになったため復活した。
出るようになったのは喜ばしいことなのだが、とんだ骨折り損になってしまった。なおラインナップに復活したとはいえ、前述の通りモノタロウでは欠品となっている。ヤフオクなどで入手するしかなさそうだ。
お次はブレーキホースネタ。ブレーキホースの製造元について、以下の情報を得ることができた。
1.コネクタがカシメられたブレーキホースの完成品は、ゴムホースメーカーが製造している。
2.その理由は、ゴムホースの特性を反映した上でカシメの条件を設定しないと、ブレーキホースの完成品としての品質保証ができないため。
ブレーキホースを完成させるサプライヤが、ゴムホース単品とカシメの金具単品を取り寄せて製造していくのかと思ったが、そうではなかった。以前、AZ−1のブレーキホースの致命的な欠点について検討していた中でブレーキホースの完成品はどこが作っているのかわからなかったのだが、これではっきりした。NICHIRINが悪い。
あと、お土産ももらってしまった。