AZ−1のブレーキホースの致命的欠点
詰まっている部分がどうなっているかを確認するため、ボースを切った。
ブレーキフルードが通る部分に着目して欲しい。これは詰まりの無い部分。
ここが詰まっている部分。2本ホースがあるが、左が詰まっている部分のホース。右が正常なホース。詰まっている部分のホースは、穴が小さくなっている。
これが詰まっていたもの。ゴミなのか何なのか、成分は何なのかよくわからない。
詰まったものを取り除くと、ホースの中にはゴミが残っていた。
今までの状況をまとめると、AZ−1のブレーキホースの致命的欠点と、それがもたらす現象が見えてくる。
1.「ブレーキホースをアブソーバーに固定するための金具」の部分でブレーキホースが細くなる。これが致命的な欠点。
2.その結果として、細くなった部分にゴミが溜まる。
3.ブレーキホースにゴミが詰まり、ブレーキを引きずる。
4.最悪の場合、フェードに至る(今回の事例)
ではなぜ「ブレーキホースをアブソーバーに固定するための金具」の部分でブレーキホースが細くなるのか、細くなるとしてn数はどうなのか。一方で他の車のブレーキホースはどうなのか。対策方法は何なのか。これらは次回見ていく。