プラグの状態
前回の復習。プラグの状態を改めて確認する。デポジットがひどい。
このようなプラグをスパークプラグテスターにかけて、火を飛ばす。そもそも本当に火が飛ぶのだろうか。飛ぶとして、どんな飛び方をするのだろうか。
映像を見る前にあらかじめ説明しておくと、周期的に火が飛んでいない。これはカメラのシャッタースピードが影響しているものと思われる。あとは火が飛ぶときの音、そして時々上がる炎にも注目だ。
最初は正常品。これを基準として比較して欲しい。
次は、デポジットが一番ひどいプラグ。驚くべきことに、こんな状態でも火が飛ぶのだ。まず火が飛ぶ時の音。正常品と同じ比較的高い音の中に、時々低い音が混じっている。これが何を意味するのかは現時点で不明。ただ、正常品と明らかに異なるのは間違いない。
そして、スパークしている途中で、炎が上がる場面がある。これはプラグに付着しているエンジンオイルに引火したのではないかと思われる。となると、炎の燃えかすがデポジットになっていくのではないかと思われる。
今度はデポジットが多くないのだが、音だけ聞くと最も異常ではないかと思われるプラグ。低い音の割合が多い。
音だけ聞くと、ほぼまともになったプラグ。
このエンジン、分解する前はちゃんと動いていた。正直、ストリートユースであれば、プラグは火花が飛んでくれれば後は何とでもなるのではないかと思えてきてしまう。