AZ−1とタントのパルセーションダンパーを比較する、これはまずい!

 こちらがタントのパルセーションダンパー。



 そして、AZ−1のパルセーションダンパー。似て非なる構造をしている。



 ダイヤフラムを比較した。直径が同じように見える。また中央の金属も、形こそ違うが大きさは同じように見える。



 そこで、だ。タントのダイヤフラムをAZ−1のと置き換えてみた。ぴったりはまった。



 当然ながら逆も成り立つ。AZ−1のダイヤフラムをタントのと置き換えてみた。



 同じじゃん。が、他の情報と合わせて考えると、恐ろしい問題が想起される。AZ−1のダイヤフラムは硬く、タントのは柔らかかった。恐らく平成4年式と平成20年式の時の差なのだろう。加えて言うと、AZ−1の方は、例のゴム栓が有ってもなくてもダイヤフラムは同程度硬いままだった。
 直径が同じであるだけで、ダイヤフラムのゴムの材質は違っているのかもしれない。が、もし材質まで同じだとすると、AZ−1のダイヤフラムは硬化しつつあり、例のゴム栓があろうと無かろうと、ダイヤフラムが裂けてガソリンが漏れ出すのは必至という状況ではなかろうか。だとすればまずい。