アクティーの再販部品

 アクティーの再販部品も紹介されていた。実車の展示こそ無かったものの、扱いはビートと同程度のように感じた。



 なんと57万台も現存するのだそうだ。下の写真では出荷数トップファイブまでが掲載されている。一位はスロットルワイヤー。これ、切れるの?? さび付くの?? 意味がわからん。ロッカーアームのスプリングなんて、ダメになったらいけないでしょう。



 6位から10位。普通は永遠に寿命が来ないか、普通供給し続けるだろうというようなパーツがラインナップされている。



 アクティーの再販部品を見ていると、農家の年寄りが車が壊れたといってディーラーに持っていき、ディーラーも部品が出ないから修理できない、と言っている姿が目に浮かぶ。最終的にはオーナーのためになるとはいえ、ディーラーや町の整備工場を強く意識したパーツではないかと思われる。つまり・・・
1.農作業用の車が壊れた。
2.町の整備工場へ持っていった。
3.部品が無いからという理由で修理を断られた。
4.新車を買っても、車がダメになる前に自分の寿命が来そうだ。
5.といっても農業はやめられないし、困り果てた。
 ホンダの再販は、こういう人達や整備工場の救済策の意味合いが強いと思われる。決して車を大切にしていこうという思いではなさそうなのだ。



 この仮説を踏まえるとビートもしかりで、大量の部品がヤフオクに出回っていても部品を再販するわけである。
 次頁では、ヤフオクで買ったビートのブロアモーターを見ていき、「仮説を検証する」とまではいかないものの、それに近い状態に持って行ってみたい。