クランクシャフトの取り外し
オイルポンプ並びにリアカバーを外し、クランクシャフトのジャーナルの押さえをはずせば取れる。そうそう、オイルポンプを外すにはタイミングベルトプーリーをはずす必要があるが、これはドライバーでこじれば簡単に取り外すことができる。プーラーは必要ない。あと、クランクシャフトの取り外しには関係ないが、ウオーターポンプやオイルフィルターも取り外そう。これらは「見えているネジ」をひらすら外すだけでよい。
というわけでF6Aエンジンの分解が一通り終了した。中学校の技術の時間に草刈り機かなんかの小型エンジンの分解の実習をやったことがあると思うが、それとほぼ同じ感覚で分解できる。問題は一人で作業するにはエンジンがあまりに重いことであるが・・・。あと、スロットルボディー（インマニについている部品）のスロットルセンサーは絶対に外さないこと。これを外すとエンジンがまともに動かなくなる。
次回は分解したエンジン各部の「傷み具合」やカーボンや汚れの付着具合をチェックするとともに、各パーツの洗浄作業を紹介していく。
