プラグの絶縁抵抗、その1

 中心電極と接地電極との間の絶縁抵抗を調べた。下の写真は13万キロのプラグ。10.00メガオームの表示が出ているが、これは事実上の抵抗値無限大を示している。



 こちらは適当に転がっていたDCP7EVX。いわゆる白金プラグ。同じく絶縁抵抗に問題無い。



 一方、別の13万キロのプラグを見たところ、絶縁抵抗が約6メガオームしかなかった。いろいろなプラグを見てきたが、こんな症状のプラグは初めて見た。




 話は変わって、中心電極の抵抗値を調べた。下の写真は正常な13万キロのプラグ。



 こちらは絶縁抵抗が約6メガオームしかなかったプラグ。いずれも同じ抵抗値なので、問題無いのだろう。



 一方DCP7EVXをみると、約11オームしかない。全然抵抗値が異なるが、13万キロのプラグは抵抗入りプラグなのだろう。この抵抗値の違いは全く問題ない。





 それにしても、中心電極間の抵抗値は問題無いのに絶縁抵抗はおかしいって、どんな状態なのだろうか。碍子の部分にクラックが入っているわけでもない。
 次頁では、さらに不可思議な現象が発生したので、それを見ていく。