パターン2 AZ−1のオリジナルをなるべく保つ方法、その1

 パターン2は、絶対にやってはいけないワイパーモーターの分解に手を出してしまう方法である。ここで使用するのはNBロードスターのモーター。パターン1と異なるが、特に意味はない(ミラのモーターを使っても良い)。当然ながら、NBロードスターのモーターは、パターン1でも使える(変換ケーブルも全く同じ配線でOK)。



 ミラのモーターと外見はよく似ているのだが、中身はちょっとだけ違う。ただし、性能差は無い。矢印部分の穴の大きさが違う。なおブラシホルダーの大きさ自体は、AZ−1やミラのモーターと同じだ。



 決定的に違うのがローター。上がロードスター用なのだが、ベアリングが付いている。





 ここからが本論。AZ−1のオリジナルをなるべく保つため、黒いプラスチックの蓋の部分を生かす。これで見た目はAZ−1用のワイパーモーターとほとんど同じになる。ただし、外からは見えないけれど。

 先ほどまでロードスターのワイパーモーターの話をしていたが、ここからはAZ−1のワイパーモーターの話に変わる。まず、2本のネジを外し、ブラシホルダーが付いている基盤をはずす。



 矢印で示すゴムパッキンを写真右方向に押す。写真手前にひっぱって抜くのではない。



 ここでAZ−1のワイパーモーターの状態を確認する。取り外した黒いプラスチックの蓋は使用する。金属製の筐体は使用しないので取り外す。




 次頁では、NBロードスターのワイパーモーターを改造するとともに、その効果を検証する。