デスビローターの取り付けが不適切だと・・・

 今までの結果より、デスビキャップと接触するほどデスビローターが偏心していることがわかった。この状態がさらなる問題を引き起こしていた。偏心することでデスビキャップの電極の根本にローターが近づいてしまい、電極の根本のプラスチック部分がスパークで溶けていたのだ。また電極部分も下側の方の摩耗が激しい。



 一方、溶けていない電極もある。偏心していたのだから当然といえば当然の現象。



 なおこんな状態になっても、エンジン不調の原因とはならなかった。だからこそ、今まで気がついていなかったのだ。


 次頁では、工場出荷時・現在補修部品で購入できるデスビキャップとの性能差を見ていく。