エンジンとミッションを切り離す、その1

 エンジンやミッションを本格的に分解して水の浸入を確認していくためには、エンジンとミッションを分離する必要がある。が、この簡単な作業に2日間も時間を取られてしまった。



 分離前ではミッションの中の様子を完全にうかがい知ることはできないが、フライホイールがかなり錆びていることがわかる。



 いつも通りのやり方で分離しようとしたところ、なぜか、エンジンとミッションがひっついたままなのだ。どこかが錆びて固着しているんだろうと考え、軽トラのクレーンを使って下の写真のように逆さ吊りした。ミッションの自重で分離しやすくするという作戦だ。



 が、殴ろうが何をしようが全然はずれない。少し隙間ができるだけ。




 さらに自重をかけて外れやすくするため、今度はシリンダーブロック側を下にして逆さ吊りした。が、これでも外れなかった。



 う〜ん。これは困った。プラグといい、困ったことしか起こらない。水没車はなかなかの難敵だ。