ガソリンタンク

 ガソリンタンクに水が混入していないか検証した。



 その前に、燃料ポンプを動かすコネクタの状況を見てみる。要はここに水が入り込んでいるかどうかを確認するのだ。このコネクタは、AZ−1の中でも下の方にあるコネクタの1つなので、水没した際に水圧がかかりやすい。すなわち最も水が入りやすいコネクタと言える。



 すると、コネクタの接点部分に水が入り込んだ様子はなかった。というのも、接点部分の回りには止水用のゴムパッキンがあるからだ。これが効いていた。逆に言うと、パッキンで止水されていない部分には、砂が入り込んでいることがわかる。



 ちょっと砂がついているのは、コネクタを抜いたときに落ちてきたものと考えられる。


 いよいよ燃料ポンプの取り外しにかかる。矢印部分のネジはさび付いて取れなかったので、はつった。



 入っていたガソリン。水が混入している様子はない。タンクは錆だらけだけど。



 ガソリンを抜いてみた。水が混入している様子はなかった。



 ガソリンを抜いている途中でとれた錆。



 というわけで、水没してもガソリンタンクみ水が混入することはないことがわかった。


 次頁では、燃料ポンプを見ていく。