車室内後方の状態(コンピューター付近の状態)
変わって、コンピューター付近を見てみる。
コンピュータの下、運転席シート後ろ付近。先ほど見た前方と比較して、明らかに砂の量が多い。エンジン側の方に傾いて水没したため、砂が後方に偏ったと考えられる。
次にコンピュータを外してみる。すると、砂が溜まっていた。この段階では、このレベルまで水が溜まったのは間違いないと言える。
そのコンピュータを見てみる。金属のケースが錆びている。上の方まで錆が発生しているので、ここまで水が来た???
ところがである。コネクタの中をみると、水が入った形跡がわからない。防水コネクタになっていないにもかかわらずである。
車の命ともいえるコンピュータ。このコンピュータは水没の影響をどの程度受けたのだろうか。次頁で見ていく。