分解したオルタネータを組み戻す

 AZ−1のオルタネータはもともと三菱製なのだが、最近はデンソー製に交換されているものも多い。三菱製のものが淘汰された理由は、レギュレーターが出なくなったことが一番の原因と考えている。またリビルトするにも分解や組み立てにも手間がかかるのだ。

 その組みにくい三菱製オルタネータを組んでいく。最大のポイントはブラシ。ブラシが出っ張っているので、ローターが入らないのだ。



 正しい組戻しは以下の通り。ブラシを押さえ込んで・・・



 裏側にある穴にポンチを入れる。すると、押さえ込まなくてもブラシが飛びでなくなる。




 この状態でローターを入れる。その後ポンチを抜き、分解してきたのと逆の手順で組み戻せばOK。



 今回はこれでおしまい。次回は、様々な補機類を見ていく。