既にナックルにガタが発生している場合の対策、その1

 ガタの発生する穴にはロアアームのシャフトが入るわけだが、当然ながら抜けないようにボルトで締める。下の写真はロアアームが無い状態でボルトで締めたところ。



 既にナックルにガタが発生している場合、このボルトを締め上げればガタをなくせると考えられる。ところが、このボルトは短い上に半ネジになっているので、締め上げることができない。



 締め上げることでガタをなくせるかどうか検証するため、長めの全ネジボルトをねじ込んだ。



 ロアアームのシャフトが付いていない状態で、思いっきり締めこんだ。もともと1.85mmだった下側の隙間は1.4mmに狭まった。




 当たり前だが、確実に狭まることがわかった。次頁では、上側の隙間などを見ていく。