小物部分、その1

 ここからは、錆もそうだが、23万キロ走行したが故に劣化した部分を見ていく。

 シフトレバーケーブルの付け根。1速から2速へのシフトアップなど、シフトレバーを前後に動かす側のケーブルのゴムブッシュは、例のごとく切れている。が、思いの外、切れ方(潰れ方)は小さいように感じる。



 一方、シフトレバーを左右に動かす側のケーブルのゴムブッシュ。これは問題無い。



 ペリメーターフレーム。融雪剤がかかりそうな部分なので錆の発生が心配されたが、穴があくほどの錆は発生していない。エンジンからにじんだオイルが防錆材の役目を結果的に果たし、そこまで錆が発生していないのかもしれない。このあたりの考察は困難なので、錆は少なかったという事実のみ記す。



 ロアアームにスタビが差し込んであり、そのスタビの回りにはゴムのブッシュがある。これの劣化がひどい。融雪剤がCRゴムへ影響を与えたとしか考えられない状態だ。



 ゴムと言えば、エンジンマウント。が、矢印で示すとおり青線があるので一度交換されている。



 そのため変形も少なく、まだ使えるレベルだ。