小物部分、その2

 スターター。ほぼアルミボディーということもあって、錆の影響はほとんど無い。



 ギアを見てみると、若干摩耗が進んでいるようにも見える。が、問題無いレベルだ。23万キロ程度ではどうということはないのだろう。



 フロント側のスタビブッシュ。リアほどではないが、細かいクラックが発生している。スタビ本体、ロアアーム本体の錆かたはひどい。



 フロントのキャリパ。なぜか変な緑色の塗装がしてある部分がある。塗装部分は錆の発生はほとんど無いが、塗装されていない部分の錆かたはひどい。が、ブラストで落とせば問題ないレベルだろう。



 逆に全く錆が出ていない部分があった。それはクーラントの配管の中。綺麗そのものである。



 抜いたクーラント。これまた非常に綺麗。定期的に交換されていたことがわかる。またさすがに北海道仕様。クーラントテスターではかったところ、-35℃まで凍らないLLC濃度になっていた。雪の降らない所では、改修したクーラントをさらに薄めて再利用できるぞ。



 今回はこれでおしまい。次回はそもそもの目的であった、23万キロ走行のクーラントのホースと7.8万キロ、そして新品のホースとを比較し、ホースの劣化は走行距離に依存するのか、それとも経時変化に依存するのかを明らかにする。