走行7.8万キロ・放置10年のAZ−1の劣化度合いを検証する、その3


 タイトルのようなAZ−1が入ってきた。この車(事故車)は部品取りとし、別途入手する走行23万キロで放置されたAZ−1を復活させるためのドナーとなる。
 本検証の最大の目的は、クーラントのホースの劣化度合いを23万キロ走行のAZ−1と比較することである。執筆時点で25年が経過しているホース。さらに走行距離が倍以上離れていることから、ホースの劣化は経時変化が支配的なのか、はたまた走行距離が支配的なのかを初めて明かすことができる。AZ−1が製造されて四半世紀が経過したからこそ可能な検証なのだ。
 ゴムホースは、固くなったり、ヒビが入ったり、ホースが太くなったりすると、裂ける前兆=劣化していると判断される。今回は、7.8万キロ走行・放置10年のAZ−1のホースの太さなどを、新品と比較することで劣化度合いを判断していく。
 なお劣化していないと判断されたからといって、ホースが25年間無交換でも大丈夫という意味ではない。また交換の目安とされても困る。あくまでも定期的な点検の際に、正常値はどの程度かの目安を示しているに過ぎない。ホースは定期的に交換しよう。

 今回はというと、前回に引き続きひたすらホースの太さを測り続ける。約30年経過したクーラント用ホースの劣化度合いなど、調べたやつはいないと思うので、地味ながらもデータの蓄積が重要なのだ。


ホースが劣化するとこうなる、その1
ホースが劣化するとこうなる、その2
AZ28-15-189の場合
AZ28-15-183の場合
AZ30-15-184の場合