リアキャリパの分解
下の写真はAZ−1のリアキャリパ。キャリパピストンをグルグル回して、ピストンをはずす。
外したピストンを上から見たところ。右側がAZ−1。4カ所凹みがあるが、ピストンをグルグル回すためにSSTを引っかける部分になる。W10アベニールのピストンにも同様の凹みがある。
ピストンの裏側。直径の大きな右側がAZ−1のピストン。直径こそ違うが、裏側の構造を見ると、似たような構造になっているように見える。分解練習用のキャリパなので、構造さえ一致していればそれでいい。
横から見たところ。高さや、ピストンのシールが入る溝の位置・幅も同じ。
ピストンが結構似ていること、内部部品の絵も似ていることから、流用可能性の期待が高まる。そこでいよいよ内部構造部品の分解取り出しを行う。下の写真はアベニールのキャリパピストンを外したところ。
ここから先を分解するには、ジョーの長さが5cm以上あるスナップリングプライヤーが必要になる。
スナップリングプライヤーを中に突っ込んで、計2つあるスナップリング(部品番号の設定無し)を外すと、内部部品が取れる。
次頁では、内部部品を比較していく。