ドアダンパー取り付けネジ受けの修理


 

 ここ数ヶ月、運転席側のドアを開閉するたびに「バキッ」と派手な音がしていました。
何か当たっているのだろうかと、ルーフ部を調べてもその様子もなし。

 ある日、ダンパーの付け根のボルトがゆるんでいることに気がつきました。「なぁんだ、
これがゆるんでダンパーがぐらついて、開閉の度に音がしてたんだな」と思いながら、
ネジを締めてたんですが、いつまでたっても締まらない。一旦外して締め直そうとしたの
ですが、ボルトは回るだけでいつまでたったも外れない。どうやら、何かがフレーム内で
引っかかっているみたいでした。

 どうにかして、ボルトは外れたのですが、フレームの中に受け部分が外れて転がってい
ました。運転席側のサンバイザー側の内装をはぐって、磁石でフレーム内に転がっている
部品を取り出してみました。取り出した部品を見て愕然としました。

 ドアダンパーには、大きな力が掛かるわけですが、それを受けているボルトにも力が掛か
るわけです。そのボルトをボディフレーム側で受けている部品は2点のスポット溶接で止まっ
ているだけでした。

 走行には支障はないのですが、ドアの開閉の度に、ダンパー関連に負荷が掛かってしまい、
最悪、ドア自体が変形しかねませんし、開閉に神経を使わないといけなくなります。普段の足と
して使っていますので、背に腹は代えられません。修理することにしました。


まず、接着剤でチャレンジ
やっぱ溶接じゃなきゃダメ!
完成!