ファンの取付け
インタークーラー側に付ければ吸気温も下がって一石二鳥、と思ったら、スペースが全然無い。ので、フィラーリッド側に装着した。エンジンルームを冷やすのが所期の目的だからコレでイイのダ。
余談だがホイールハウス内部までカウンタック風(マルチェロ・ガンディーニ様、どうか安らかに)。
所々銀色なのは防錆用の亜鉛塗料。また「きっとこの子は錆びて朽ち果てるに違いないから」と、30年前に吹いておいたワックスオイルが、今もいい仕事を続けている。うちの子を錆びの餌食にするものか。

吸気口周辺は3次元的な面構成で、位置決めが難しい。20〜10ミリのアルミカラーでクリアランスを調整しつつ装着。4本脚のうち1本はどうしても入らなくて切り飛ばしてしまった。3本脚でも問題が出ないのは以前スクーターで確認済。「バッ直」で回して確認したが共振などは一切出ない。
ボルト類にステンレスは使用しない。電位差でシャシ本体が錆びてしまうからだ。ここではクロメート仕上げの機械構造用ボルトを使用する。強度区分は6.8(または7T)くらいが望ましい。ホムセン売りは建築用で強度区分が弱く、最悪、折れる可能性があるので推奨できない。