リアブレーキディスク

 これがリアのディスク。カローラのものを流用する。ハブ面からローター面までの高さの違いがすべてうまい方向にいった。厚みはカローラの方が調査データでは1ミリ薄いがこの際気にしない。なおフロントのディスクのように外径を削る必要はないが、センターホールを拡大(Φ59.5〜Φ60.0位)する必要がある。




 ノーマルローターとの直径の差はなんと約35ミリ




 ハブ面からローター面までの高さが違うのがよくわかる。この差はフロントのディスクでは無かった差だ。さてどうする。




 その差を埋めるのが、アダプタ。




 アダプタを入れると、高さがほぼ一緒になる。




 カローラのディスクローターはハブボルト穴がAZ−1よりもほんの少し大きい。ホイールナットがかかる部分の太さはAZ-1(PCDをΦ100ピッチにした場合)もカローラも同じ(ネジピッチは違うが今回は関係ない)だが、ローターのボルト穴に通るホイールボルトはカローラの方がハブ側に近いほうで少し太くなっているみたい。
 実際に車につくとこのくらいの隙間になる。かなりハードなブレーキングやサイドブレーキを強めに引いたまま走行してみたが今のところずれるようなことはないのでそのままにしている。




ディスク面の中心に近いほう(銀色のままのところ)にパッドが当たってないがカローラについていた時(中古で購入した時)もこんな状態だった。




 ローター側の加工は、センターホールの拡大(Φ59.5〜Φ60.0位)だけ。センターホールの角を適当にR加工をしてもらったが高速道路でバランスずれによる振動は発生していない。なお加工前のハブのセンターホールの大きさは忘れてしまった。




 左からリヤーキャリパーのアダプタ、リヤーローター(カローラからの流用)、ノーマル(PCDΦ100;前後とも同じ)、フロントローター(シボレークルーズからの流用)




 アダプタは裏表の区別なく左右とも同じ。