リアブレーキの改造
 リアブレーキの改造も、基本的にはフロントと同じである。ただし、アダプタを取り付ける必要はあるが。以下の写真を参考に取り付けて欲しい。

 リアのブレーキ




 キャリパーとホイールの隙間




 例のアダプタは、こんな感じで付いている。矢印がアダプタ。




 ローターを外してみると全体のイメージが良くわかる。




 キャリパーを外すとステーはこんな感じ。標準のボルトの長さとステーの厚さがちょうどいい感じでしっかりと固定されている。





今回作ってもらったステー。中央にあいている大小合計6個の穴は私が軽量化のつもりで勝手にあけた。塗料を塗ってから乾かないうちに触ったから指紋?のような跡がついているところもある。(見えない部分だからあまり気にしなかった)




 アダプタを介してとりつけたキャリパとスタビライザーとのクリアランスはこのくらいになる。




 キャリパーを通常の取付け位置のまま前進方向に回転させることができたとすると間違いなくスタビライザーに当たるが、今回はステーを取付けることによりキャリパーは外側にステーの厚み分だけ移動し絶妙のクリアランスになった。
 実は今回の構想の中でやばい!!と思っていた部分で、色々現物あわせをしたかったためにカローラのローターとキャリパーの中古をセットで購入し、当初は後進方向にキャリパーを回転させる予定だった。が、出来上がったステーを何度も眺めていると最終的にひらめいたのが今回の組み合わせ。いかにもこういう物を作ってくれといわんばかりの各部の設計に本当に感謝!!




 ローター、キャリパ、アダプタ、スタビの位置関係。下から見た。




 今回はスタビライザーとのクリアランスといいステーの厚みといい全てがうまくいった。それはたまたま世界の大衆車(今は違うかも)といわれている(た)カローラのリヤーディスクローターとの出会いがあったからです。(感謝感謝)

 最後にブレーキの効き具合だが、従来以上にしっかりと効く感じがするような気がする、というあいまいな言葉にしておく。なぜなら、もともと標準のブレーキでもパットの材質を吟味してやれば十分な性能が発揮できている車なのでサーキット走行でもビッグローターにする必要はあまりないと思われるためだ。ただ単に、安全マージンから考えればやはり大きいほうがいつでも安心かな〜って・・・いうくらいだ。