用意するもの

 ・フロント
  シボレークルーズのフロントベンチレーティッドディスク(外周を削る必要あり)
  ワゴンR(MC21)のフロントキャリパ(ベンチレーティッドタイプ)及びパッド

 
 ・リア
  カローラのリヤーブレーキディスクAE101及びAE111用(センターホールを拡大(Φ59.5〜Φ60.0位)する必要あり)。
  AZ−1のリアキャリパを取り付け可能にするアダプタの自作


 フロントのブレーキでキャリパにワゴンRのものを使用する理由は、ベンチレーティッドにすることでブレーキディスクの厚みが増してしまい、AZ−1のキャリパが利用できなくなるためである。
 またディスク・キャリパともワゴンRのものを使用しない理由は少々複雑。実はワゴンRのキャリパに開いている取り付け穴自体の位置はAZ−1のキャリパと同じであり、AZ−1にも取り付けが可能だ。しかし、キャリパが取り付けられているナックルに開けてある穴の位置が異なっているため、つまりハブセンターからキャリパーの取付け位置までの距離がAZ-1の方が長くなっているため、キャリパが外周側にでっぱってしまい、ブレーキパッドがディスクの半分くらいにしか当たらなくなる(もちろんワゴンRではこのような問題は発生しない)。というわけで、ディスクとキャリパの車種が違うのだ。



ワゴンRのディスクをつけるとパッドが半分くらいしか当たらない



 リアにカローラのリアブレーキディスクを使用する理由はワゴンRに設定がないためである(ただしワークスのディスクが使えるかもしれない)。キャリパは別の車のものを持ってくればアダプタの自作は不要となるはずなのだが、リアにはサイドブレーキワイヤーがついている。それを考えると、AZ−1のキャリパを利用するしかない。そうなるとアダプタを作るしかないのだ。

 加工については、ここで相談に乗ってもらえるかもしれない。