ツインカムワークスのマスターバックの外観

 ヤフオクで購入したツインカムワークスのマスターバック。今となっては入手困難な一品である。AZ−1の方が遙かに入手しやすい。あれだけ売れたツインカムワークスでも、足車として使用されたら価値がない車として廃棄され、中古部品さえ入手困難になってくる。そしてみんな困る。「旧車の犯した過ち」の典型的パターンだ。AZ−1はこんなことにならなくてよかった。



 AZ−1と同じマスターシリンダーであることを示す数字「13/16」。シングルカムワークスでは、ここが「3/4」になっている。



 AZ−1との違いは、リザーブタンクの形状に加えて負圧をとるニップルの位置が異なっている点だ。



 ツインカムワークスのマスターバックの詳細をみていく。フルードが垂れる部分(実車では下側になっている部分)。ちょっと錆があるが、漏れはないといえる。



 逆に、上側の部分や横方向を見ても、漏れは発生していないことがわかる。



 次頁では、AZ−1のマスターバックと比較する。