動きが渋くなった原因

 かわって、アクセル側をみていく。下の写真は私のAZ−1のもの。矢印部分には特に大きな曲がりがない。緩やかに曲がっている。



 あまぴーさんのワイヤーを並べてみると、曲がり方が全然違うのがよくわかる。



 ここが曲がってしまった原因ははっきりしない。ケーブルを取り外すときに曲がってしまったことも考えられるためだ。



 共通項をいろいろ見てきたのだが、今ひとつ原因がつかめず。あまぴーさんのワイヤーを色々動かしてみたところ、動きが渋くなるときと、スムーズに動く時があることがわかった。そこで、ワイヤー本体をよくよく見てみると・・・アクセル側にワイヤーに1本だけ切れている部分があることを発見した。





 これがアクセルの動きを悪くした原因だと断定した。切れた原因は錆かもしれないし、寿命だったのかもしれない。

 仮に、アクセル側のワイヤーの屈曲が、取り外しに起因したものでないとするならば、以下のようなメカニズムだったと考えられる。

 1.ワイヤーの一部が切れる。
 2.それがひっかかって、アクセルの動きが渋くなる。
 3.渋いから無理矢理踏み込む。
 4.それが何度も続いた結果、屈曲する。
 5.ますます動きが悪くなる。

 こんな感じだろうか。なお錆の発生は、ワイヤーの一部が切る直接の原因になったかどうかまではわからない。が、錆びていないに越したことはないので、ワイヤーへのオイルの充填は重要かもしれない。