オイルシール、その2

 なるべく変形しないようにとりはずしたオイルシール。



 寄って見てみる。ミッションケースに取り付けられている状態で見たのと同じで、妙な摩耗や欠けなどは確認できなかった。右側のオイルシールは、シール面(ドライブシャフトと接触している部分)に「斜めのギザギザ」がないが、過去に分解したミッションのオイルシールを改めて見ると、ロット違いによりギザギザの有無が見られた。従って、ギザギザのないオイルシールは問題ないと考えられる。



 今回は短いけどこれでおしまい。結局、異常な箇所を明確にすることができなかった。今後とも機会があれば、異常と思えるミッションを分解し、原因を確認していく。