ミッションの外観、その2

 走行距離が距離だけに、傷みの見られる部分もあった。シフトレバーユニットのゴムカバー。なぜか割れがある。



 そしてもう1つ、蛇腹部分。結構隙が開いている。ゴムがへたってしまったようだ。ただ、いずれの劣化も実質的にはミッション本体並びにギアに影響を与えない。



 「オイル漏れ」という点でいうと、あと2カ所可能性があった。1つはドライブシャフトのオイルシールから漏れるという説である。外から見た限りでは、ここが痛んで漏れているようには見えなかった。オイルシールの詳細は次回見ていく。



 そしてもう一カ所、インプットシャフトのオイルシール。このシールは分解しないと見ることはできないが、オイルがにじんでいるようにも見える。



 次頁では、ミッションを分解して中身を見てみる。ケースにクラックが入っているのが発見できるだろうか。