メーター修理の可能性検証、その1

 ネットをぐぐると、スピードメーターの針が振れる現象と修理に関しては、バイクが圧倒的に多く、自動車はほとんど見かけない。原理的には同じなので、修理の可能性を検証することにした。

 下の写真はAZ−1のメーターの裏側。矢印部分にメーターケーブルが差し込まれる。メーカーはYNS。



 メーターケーブルが差し込まれる部分を拡大した。正方形っぽい。この形を覚えておいてほしい。また、ここを互換品に交換することで、針の振れの問題は解決するかもしれない。



 次はCT21ワゴンRのメーターを見てみる。運転席後方のドアがついていない、初期の車だ。



 メーカーはデンソー。YNSではない。



 メーターケーブルが差し込まれる部分。長方形だ。これは物理的に取り付けることができないので、互換品としてデンソー製のメーターは選択できない。
 余談ながら、軸の太さや長さはYNS製と同じで、実際にAZ−1のメーターケーブルを差し込み、問題無く動くことは確認した。しかし、メーター内部の部品は似て非なる形状だったため、これも流用することはできない。

 次頁では、AZ−1以外のYNS製メーターをAZ−1に流用できるかどうか検討を行う。