クラックを直す

 クラックを塞ぐため、接着剤を使用した。ポリプロピレンも接着できるタイプだ。



 補修だが、クラックの入っている場所の上に接着剤を塗っただけでは効果は薄い。ちゃんとするには、クラックの隙間まで接着剤を浸透させる必要がある。浸透させるため、ウォッシャータンクに掃除機の口をつっこんでタンク内を減圧、接着剤をクラックの中まで浸透させることにした。

 手順だが、まずモーターを取り外し、モーターが付いていた部分をガムテープで塞ぐ。



 ウォッシャー液を入れる部分に、掃除機の口をつっこみ、掃除機のスイッチを入れてタンク内を減圧する。



 クラックの入っている場所に接着剤をかける。下の写真ではちょっとわかりにくいけど。



 下の写真の矢印部分を見て欲しい。タンクの内側に接着剤が入りこんでいるのがわかるだろうか。このような状況になったら修理完了である。あとは接着剤が乾くのを待つ。



 なおこの接着剤は、乾燥しても若干粘つきがある。接着剤というより、「常温のホットメルト」という感じだ。なお接着強度は、「超強力接着剤」と書いてある割にはかなり弱い。「迷ったらこれ」とも書かれているが、「血迷っても買ってはいけない」というレベルの接着力というのが私の感想である。まあ、ウォッシャータンクの補修には十分使えるが。