クラッチ
ミッションの中身と同時に交換されたクラッチを見てみる。
クラッチカバーだが、ベルハウジングの中に入り込んだ何かと当たった跡が随所に見られた。クラッチ本体には大きなダメージはない。
ちなみに純正品。
一方ディスクの方だが、すり減り方は特に問題無かった。ただし、中央部分に見慣れない円状の傷がある。
ステッカーが貼られていたので見てみると、パロート製であることがわかる。つまり、純正ではない。なぜカバーが純正なのに、ディスクが純正でないのだろうか??
さらによくみると、製造国を隠すようにシールが貼られている事がわかってきた。「MADE IN」までは読めるが、その後がわからない。
シールを剥いでみると、KOREAだった。CHINAよりは性能に対する信頼は置けるのだが・・・隠さなければならないほど恥ずかしいことなのだろう。「KOREAの部分は隠せ(格好悪いから、信用されないから)」と指示を受けた韓国の人達の気持ちはいかばかりか。
シフトの入りの悪いシンクロナイザーハブの解析はこれでおしまい。これに限らず、異常な部品については適宜解析を行い、情報を展開していきたい。