バケットシートを付けたい!
AZ−1にバケットシートを搭載する場合、社外シートレールは数種類しか市場にない。その少ないシートレールのいくつかを購入し試してみたが、どれもガタが大きいわりに摺動が渋く、純正にある角度オフセットがない。更に「ローポジション」と謳っているにも関わらず、ヒップポイントはそんなに低くない。このためどうにもドラポジがシックリこないのだ。純正以上にぴったり搭載できるシートレールはないものか?
その純正のシートレールに着目してみると、両側ロックなのでガタも少なく、調整ノッチも細かい。当然、純正なので車体に綺麗に装着でき、意外かもしれないが充分低いのだ。
そこで、純正レールを活かして社外バケットシートを装着できるブラケットを開発してみた。気に入ったものが無いなら作ってしまえ、という訳だ。
純正シートは角度オフセットが付けてあり、ドライバーは車輌センターに向くような設計になっている。これがない社外レールではハンドルが正面に来なくなってしまう。
長さからオフセット角を計算すると、実際の角度は3.5°程度だった。