ダイレクトイグニッションコイル用センターコードの製作

 ダイレクトイグニッションコイルとデスビとをつなぐセンターコードは、端子が両方ともオスになっている必要がある。通常のイグニッションコイルの場合、センターコードはかなり短いため、仮組で取り付けるダイレクトイグニッションコイルに使うにはちょっと苦しい。



両方ともオスの端子が通常のセンターコード(中央)。長いのはハイテンションコード。


 そこで不要のハイテンションコードを組みあせてセンターコードにしてみた。下の写真では、上からF6Aシングルカムターボ用、中央がDOHCターボ用、下がNA用になっている。



 今回は、短いセンターコードと、NA用ハイテンションコードとを組み合わせて製作した。まずは、NA用コードの先端部を取る。簡単にとれる。



 センターコードの片側に、不要になったスパークプラグの先っぽを外して取り付ける。




 両方を接続する。



 あとは、はずれないようにテープでまく。



 こんな感じで完成。




 めでたしめでたし、で終わる所だったのだが、ダイレクトイグニッションコイルにはとんでもない問題点があった。次回はその点についてみていく。