切れたステアリングラックブーツ、その1

 買い物に行く前に、下回りを点検していたら、ブーツが切れていることに気がついた。



 写真を撮っておけば良かったのだが、出発前は半分だけ切れいたように思う。それが帰ってきたら完全に切れいていた。切れる前は無理な力がかかっていたのか、切れた後に著しい変形を見せている。



 軽トラのステアリングラックブーツは、下の写真のように2つついている。



 切れていない側。一見すると問題無いのだが・・・後述する。



 切れたブーツを外した。変形はひどく、ブーツの外側全体が漏れ出したグリスで濡れたような状態になっている。



 ブーツを押してみると、筋が入っていた。さらに別の部分にも穴が開いており、グリスが出ている状態だった。



 ブーツをはずしたシャフト。グリスが無くなっているが、錆の発生はない。早期発見が幸いした。



 ブーツの中を見てみると、グリスが少ない。



 ステアリングラックブーツが切れると、こんな状態になる。次頁では、切れていなかった方を見ていく。