帰港&奇跡のコラボ
広島港に近づくにつれ、飛鳥2を見に来ようと野次馬が集まってきた。下の写真はジェットスキーで飛鳥2の周りを取り囲む連中。思わず、船と一緒に泳ぐイルカのように感じてしまった。
あとはヨットも寄ってきた。広島などでBMWの正規ディーラーをやっているバルコム広島の社長のヨットである。この写真が、本レポートにおける唯一の車ネタである(爆死)。
タグボートに先導され、雨が降り出した中、港へと入っていく飛鳥2。停泊予定場所には、日本丸がかすんで見えた。
入港時は残念ながら雨だったが、船旅にとって雨は吉と出ることがある(特にスコールの起こりやすい場所)。夕焼けとともに写る日本丸。そして、反対側にはうっすらと虹が見えた。
またとない光の演出の奇跡でもって日が暮れていった。こんな奇跡が重なるクルージングは、後にも先にももう経験することがないだろう。
下船後、最後に撮影した写真。ショートクルーズでまた乗ることがあるかもしれない。
飛鳥2はこの夜広島港を離れ、次の寄港地博多港へと向かった。ということは、空荷のままで12時間ほどかけてもう一度関門大橋の下をくぐるわけ!? やってらんね〜。船員さんが気の毒になってきた。
ちなみに、2015年も同じ日程で飛鳥がチャータークルーズするプランがある。が、釜山の花火大会が行われる日程だというのに、韓国上陸後にそのまま日本までとんぼ返りするだけみたいだ。なんかもったいない。
ニューヨーク→ケープカナベラル(ケネディー宇宙センター)→カリブ海→ニューヨークという航路があるので、2016年はこのクルージングに行きたいなあ。
今回は、これでおしまい。次回は、韓国の自動車雑誌を引用という形で紹介していく。