閉磁型イグニッションコイルをためす、その2

 写真左側がAZ−1用のコイルだ。



 AZ−1用の方が大きいので、出力電圧もさぞや違うことだろう。電圧直接測定する訳にはいかないので、簡易的なテスターを使用する。それが下の写真のツールだ。電極間の距離を変え、その隙間が広いほど、高電圧を発生していることになる。



 メモリが書かれているが、読み方は以下の通り。スモールエンジンとあるが、チェンソーのエンジンなどをことを指しているらしい。ただ、あくまでも簡易的なものなので、目安ぐらいにしかならない。



 測定してみた。左がAZ−1用。すると、2.6万ボルトぐらい出ているという話になる。一方、NAアルトのは2.1万ボルトぐらいになるので、小さい割には結構がんばっているといえる。なお、NAワゴンRのコイルをAZ−1につけたところ、問題無く作動した。互換部品があっさり見つかってしまった。



 次頁では、ワークスについていたイグニッションコイルを見ていく。