本装置でできること

 この装置を半完成状態で紹介する。その方が、何ができるのかわかりやすいからだ。

 下の写真に構成を示す。一番上にある赤いのが12Vのバッテリー、左側にあるのが高電圧発生装置、下にあるのがイグニッションコイル、右がスパークプラグである。高電圧発生装置では、F6Aで3000rpmを再現する。



 この装置では、各種の部品を交換することで、様々なテストをすることができる。下の写真は、スパークプラグの性能を評価できる構成になっている。



 下の写真では、イグニッションコイルを変えている。これにより、イグニッションコイルの性能を評価することができるようになる。



 プラグコードを交換すれば、その性能を把握することができる。



 イグニッションコイルとプラグコードの性能評価には、下の写真のようなテスターも併用する。両端についている針の間の距離が離れても火花が飛ぶ方が、放電電圧的には高性能ということになる。なお、本装置では放電時間は計測できない。



 次頁では、本装置の概略と回路図を紹介する。