開弁率100%での評価(飛距離)

 今回評価するのは、開弁率100%のみ。インジェクター噴射装置を付けて開弁率を小さくした評価は次回行う。
 例のごとく、インジェクターを発射台に取り付けた。



 ここから噴射される水が、約2m先にあるターゲット(木の板)まで飛んでいく。木の板に付いた水の跡で飛距離などを計測し、インジェクターの性能とする。



 装着したインジェクター。左から洗浄したAZ−1のインジェクター、中央がロードスターの異常品、右がAZ−1の正常品である。



 まずは洗浄したAZ−1のインジェクター。あれ〜?? 全然飛んでない。洗浄前と大差ない。




 ロードスター異常品。開弁率100%だったらこんなもんでしょう。




 AZ−1の正常品。ちょっと飛びが悪いかな。この発射台は、発射角度が各テストで微妙に異なってしまうため、過去のデータとの直接比較はできない。あくまでも一連の評価の中でのみ比較可能だ。
 とはいえ、洗浄品の飛距離は余りにも異常であることが、この評価結果から判断できる。






 次頁では、インジェクター噴射直後の様子を見てみる。