インジェクター噴射信号発生機、その2

 このキット、秋月電子で売られている物の中で、製作が最も簡単な部類に入る。というわけで、製作過程は省くが、「スターター回らない病対策」のリレーを作れない人は、作るのをやめた方がいい。
 右側にみえるブルーのブロックは、コードを接続する端子。6つ端子があるが、4つしか使用しない。バッテリーやインジェクターは、右側の図のように取り付ける。



 なお、キットに付属する部品の一部を別の物にしないと、インジェクター噴射信号発生機として動作しない。矢印で示す抵抗やコンデンサーを、異なる抵抗値や容量のものに変更する必要がある。



 実体図面等で示すと、矢印の部品になる。具体的にはC1を0.1μF、R3を22kΩ、VR1を500MΩに変える。これらの部品は別に買わないといけない。



104とか504と書いてあるのが、容量や抵抗値を示している。R3は後でいろいろ交換できるよう(信号の長さを変えられるよう)仮付けしている。





 あと、基盤裏に矢印で示すジャンパー線を付ける。これは回路駆動用の電源とインジェクター駆動用の電源を1つにするためだ。



 再度接続端子を示すと・・・上からインジェクター(どちらに接続しても良い)、中央は12Vバッテリーのマイナス端子、一番下に12Vバッテリーのプラス端子を接続する。



 次頁から、この装置をつけてインジェクターを駆動させてみる。