またまた、噴射パターンと噴射量

 CT21用?の噴射パターン。やはりV字になった。吐出量は46cc/15秒で、AZ−1純正とあまり変わらない(実験誤差範囲?)。





 MH21用の噴射パターン。4穴なのだが、V字になった。もうちょっと複雑な飛び方をするのかなあと思ったのだが残念。吐出量は32cc/15秒で、AZ−1純正と比較すると、あまりに少ない。これをAZ−1に適用することは無理だろう。




 今回評価したAZ−1純正以外のインジェクターでは、V字型にガソリン(実験では水)が飛んでいくことがわかった。一方、実際のAZ−1のエンジン(シリンダーヘッド)は、4バルブのためインマニ側に2つのポートがある。ということは、V字型に噴出されたガソリンが、2つのポートに直接届いたとすると・・・いいことがあるかもしれない。安易に妄想してしまうのが、パワーアップである。
 では実態はどうなのか。次回はこの試験装置とシリンダーヘッドを取り付けて、ポートのどの部分に当たるのかをみていく。