小物類

 インプットシャフトのスプライン。クラッチディスクが付くところだ。写真に写っているのはターボ用のクラッチディスク。スプラインが全然あっていないため、取り付けることはできない。要は互換性無し。



 ミッション本体に付いている、クラッチのレバー。上がNA用。一見似ているのだが・・・



 ミッション本体に取り付ける側の穴径が異なっている。NA用の方が細い(写真左)。このレバーは、ミッション本体に取り付ける穴側(スプラインの入っている方)にクラックが入ることがある。下の写真は、わかりにくいが実際にクラックの入ったレバー。NA用のが使えれば、互換パーツになったのだが・・・



 レバーの反対側の穴、即ちクラッチワイヤーが付く側の穴を見てみた。すると、穴径は同じだった。ここが同じなんだから、レバー自体も同じにすればいいのに。構造的にもコストが変わるとも思えないし。誤組み付け防止のためと思われるが、統一できなかった理由がよくわからない部品が、F6A関係にはたくさんある。





 実際のシャフト径。矢印の部分を測定した。



 右がNA用。やはり細い。



 次頁からは、いよいよミッションの分解に入る。